ここ数日間の私はどうにも落ち込み気味だった。
一昨日なんて、ひとり大号泣。
猫ちゃんがビックリして逃げて行くほど(笑)
何があったのか…
自分が後で読み返すために、今の気持ちを綴っておくことにする。
大げさに、悲劇的に考えすぎない
「今年中に絶対提出する!」と張り切っていた博士論文だが、実は先日、指導教授から来年への持ち越しを宣告されてしまった。
私の論文にアドバイスを下さるのは指導教授だけではない。
さまざまな重鎮(?)からのありがたいご意見を賜っている。
そういう大先輩方のご意見をしっかりと取り入れて完成度の高い博論にするとなると、今年中では無理だというのだ。
しかも指導教授は、「博士論文は60、70になってから出す人もいるのだから」と言う。
ものの例として言ったのだということは分かっている。
しかし私は、「果たして自分は60、70になってまでコレをやっていたいのだろうか?」
という疑問で、頭の中がいっぱいになってしまった。
私は40歳手前で大学院生になった身なので、大学教授のような専任の職に就くことは、はなから諦めている。
非常勤講師で十分楽しいし、やりがいもある。
教授になるわけでもないのに、60までカリカリ頑張る。。。
それって私が理想としていた未来なの?
そんなふうに考え込んでしまった。
数日が経過したいま落ち着いて考えると、何も指導教授は私に「60, 70になるまで出させない」と言ったわけではない。
「そういう年齢で学位を取る人もいるのだから、50歳くらいで焦る必要はない」ということが言いたかったのだろう。
論文の進捗具合によっては、来年出すことだって可能かもしれないのだ。
私はどうも、人が言ったことを大げさに、しかも悲劇的に解釈してしまう傾向がある。
これは気をつけなければいけないとつくづく思った。
長く続けた人が勝つ
しばらく思い悩んでいた私だったが、普段からよく聴いている精神科医・樺沢紫苑先生のお話を聴いて、答えが出たような気がしている。
先生のお話のうち、特に印象に残ったことを以下に挙げる。
― 長く続けた人が勝つように、この世の中はできている。
― それなのに、あまりにも短期間で結果を出したがる人が多すぎる。
― そういう人は、短期間で結果を出そうと無理して頑張るため、メンタルを病みがちで、長く続かない。
―「楽しい」という気持ちがなくならない範囲で、少しずつ続ければいいだけ。
― 無理せず気長に続けていれば、「気付いたらこんなところまでたどり着いていた」という状態になる。
樺沢先生は実際、YouTubeを7年間毎日更新されているそうです(驚愕!)。
そんな先生からすれば、結果を手にするのが1年先送りになることくらい、どうってことはないのだろう。
逆に「1年間さらにまた楽しめる!そして結果物も改善される!良いことしかない!」そんな声が聞こえてきそうだ。
3つのNG
言われてみれば、博論をさっさと出したところで特にすることもないのだ。
もちろん、韓国に行きたいとかの「遊びたい欲」はあるが、それ以外は今ある仕事とブログやYouTubeを続けることしかない。
だったら焦ることはないか。
さっきも書いたが、「これが私が人生をかけてまでやりたいことなのか」そんなことは正直わからない。
ただ、「いまの自分がやるべきこと」なのは間違いないのだ。
夫にも「ここでやめたらもったいなさすぎる。時間がかかったとしても、何が何でもぜったいに出さないと!」と励まされた。
とにもかくにも私に必要なのは、
「焦らない」
「深刻にならない」
そして
「頑張りすぎない」
この三つであることは、間違いないようだ。
昨日はお天気がよかったので、のんびりとお花見をかねて散策を楽しんできた。
だいぶ気分転換もできたことだし、また少しずつ自分のペースで前に進んでいきたい。
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