今年の目標として「断捨離」を掲げていらっしゃる方も多いなか、「オシャレになりたい」という目標は少し異質かもしれませんね。
でも、なりたいんです私!笑
若く見られる時代は終わったと考える
悪くとらないでいただけると嬉しいのですが、私は若く見られるタイプです。
丸顔で肌質上シワができにくいからなのか、大体いつもマイナス6、7歳くらいに見られてきました。
最近は新たな出会いもないので自分がいったい何歳に見えるのかわかりませんが、鏡で見る限りはれっきとした「オバサン」になっているように思えます。
「オバサン」に見えるのがイヤなのに、寒さに抗うことは出来ずユニクロのダウンを着込んで自転車をすっ飛ばしています。
ショーウインドーに映った自分を見て「嫌だ、ほんとに田舎のオバサンみたい!」と思ったりもするのですが、だからといってどうしたらよいのかもわかりません。
せめてもの抵抗として、顔色がよく見える「赤」を頻繁に着るようにはしていますが、油断するとすぐに白髪は顔を出すしで自分の外見に自信がもてなくなっています。
「ママよりおばあちゃんの方がやっぱりオシャレだったんだね」
そんな中、先日久しぶりに実家の母に会いに行きました。
実家のテーブルには、昔の写真がたくさん置いてありました。
母が私達に見せようとしてくれていたのでしょう。
娘とパラパラめくっていくと、当時50代半ばの母と大学生だった私の2ショットがありました。
「ママにもこんなに若いときがあったんだね!こんなに肩の開いた服着ちゃって!」と娘は驚いていました。
さらにペラペラめくると、50代の母の写真がたくさん出てきました。
それらを見た娘が「おばあちゃんってやっぱり昔からオシャレだったんだね… このときのおばあちゃん、今のママより少し年上だけど、正直今のママよりこの時のおばあちゃんの方がだいぶオシャレだよね」
…正直なところ、私も写真を眺めていて思っていました😂
母は髪型もファションもキマっていました。
そこらでテキトーに買った服ではありません。
ひとつひとつ吟味して選んでいることがわかる服装です。
髪も1、2ヶ月に一度はちゃんと美容院に行ってるんだろうなぁと思わせるものです。
母は現在80代半ばですが、今でもファッショナブルです。
相変わらずこだわりの服を着て、カラフルな帽子をとっかえひっかえかぶっています。
そういえば、「私は若い頃、いつも乗っている電車でちょっとした有名人だった」
と母が自慢していたことを思い出しました。
背が高くて外国人のようなスタイルをしていて、オシャレ。
皆の注目の的だったそうです。
そして、プレイボーイだった父が母に猛アタックをしたらしいんです(笑)
昔の写真を見せられて、さもありなんと思えてきました。
「私と出かけるときは、その服着て」
オシャレの面では母にだいぶ負けているということにあらためて気付いた私は、娘と新春セールに向かいました。
もちろん、ユニクロではありません!笑(ユニクロはオンラインで買いました爆)
大阪の中心地まで出ることになったため、自分なりに気合いを入れてオシャレをしていざ出発!
若者でごったがえす商業施設を数件回り、3着ほど購入してきました(娘にも2着買いました。それも1着はセール対象外の服です!(;_;))。
仕事用のモダンな服と、遊び用のレトロポップな服です。
帰り際、「いい服買えたよね~😊」と二人で気分良く歩いていると、娘が「ママ、今日のコートすっごく可愛い!なんでいつもそれ着ないの?」
そのコートとは、数年前に夫に買ってもらったちょっぴりお高いチェックのコートのこと。
もったいなくてクローゼットにしまいっぱなしで、ふだんは汚れても構わないユニクロダウン一辺倒の私。
「服って、着ないでしまっておくのが一番もったいないんだよ。着ないうちに流行りも変わっちゃうしね。私と出かけるときはいつもそれ着てよ!視界にそれが入ると気分がよくなる」
なるほどと思いました。
服って、自分だけのためのものじゃないんですね。
一緒に出かける誰かの気分を左右するものでもある。
ひとりのときはついサボってしまいがちだけれど、せめて娘と一緒のときくらいは精一杯のオシャレをしようと心に決めました。
娘の自慢の母親になりたいですし。
それになにより、若かりし頃の母に負けたくない…などと思った新春の出来事でした。
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