『マチネの終わりに』の名言に思わず人生を振り返った話。

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福山雅治と石田ゆり子主演の映画『マチネの終わりに』を、遅まきながらAmazon Primeで観ました。

 

夫が小説『マチネの終わりに』を買って読んでいるのを見て、「いい歳してラブストーリーに興味があるなんて、なんかちょっとイヤ」と思っていた私。

 

。。。ひどい思い違いをしていました。

 

私はてっきり、40代男女のドロドロベタベタしたラブストーリーだと思いこんでいたのです。

 

ところがどっこい、蓋を開けてみたら、人生について深く考えさせられる物語でした。

 

今日は、映画『マチネの終わりに』に出てきた名言をご紹介したいと思います。

 

映画『マチネの終わりに』あらすじ

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この映画、既に観たという方も多いかと思います。

 

「え!まだ観てないよ」という方のために、ネタバレなしで超ざっくりお話しますね。

 

蒔野(福山雅治)は世界的に有名なクラシックギタリスト。洋子(石田ゆり子)はパリ在住のジャーナリスト。

 

二人は、東京で開催された蒔野のコンサート会場の楽屋で初めて言葉を交わす。

 

二人は短い時間で、自分たちの心が深い部分で通じ合うことを感じ、恋に落ちる(が、特になんらかのアクションがあったわけではない)。

 

その後、洋子はパリに戻るが、テロ事件が相次ぎ、同僚を失ったことで精神的にしんどい日々を送る。

 

一方、蒔野はギター奏者として重いスランプに陥る。

 

あるとき蒔野はマドリードでの演奏会で大失態を演じてしまい、ますますスランプに陥る。一方で洋子への想いは止められず、そのままパリに寄り洋子に熱い想いを告げる。

 

洋子には婚約者がいるとわかっていた蒔野だが、気持ちを止めることはできない。

 

一方、洋子も魂レベルで通じ合う蒔野を愛していることに気付き、婚約者をフる。

 

こうして、めでたしめでたし…となりそうだったのだが、なんと二人の前に、彼らの運命を狂わせるある人物が立ちふさがるのであった…

 

『マチネの終わりに』の好きなところ

この映画の素敵なところは、二人が心の深いところで通じ合っているという設定です。

 

見た目がどうの、スペックがどうのではない。

 

少し話しただけで、まるで運命づけられていたかのように、互いの心を理解することができるのです。

 

洋子は、たった2度しか会ったことのない蒔野のために、20年来の知り合いである婚約者を捨てます。

 

二人にとって重要なのは、会った回数ではない。

 

どれだけ心の深い部分で互いを思いやれるか、理解し合えるかということなのですね。

 

これについては、実は洋子の母親(風吹ジュン)が自身の元夫について語るときにも出てきます。

 

「一緒にいることが、必ずしも愛ではない」

 

この映画からは、そんなメッセージが伝わってきます。

 

 

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『マチネの終わりに』の名言

実家の庭石

映画の序盤で、洋子は蒔野(と、彼のマネージャー)に、次のような話をします。

 

「祖母が90で亡くなったの。実家の庭にある大きな石に頭をぶつけてね。…私、実は幼い頃、その石の上に木の実などを置いてままごとあそびをしていたの」

 

この話を聞いたマネージャーは洋子に「自分を責めないでください。誰のせいでもありません」と言います。

 

「そういうことが言いたいんじゃなくて…」と言いよどむ洋子。

 

そこで蒔野は「洋子さんが言いたいのは<記憶>のことじゃないかな。おばあさんがその石が原因で亡くなってしまったことで、その石に関する記憶の意味が変わってしまったのではないか」と述べます。

 

つまり、<楽しくおままごと遊びをしていた場所>が<おばあさんが死んだ場所>になってしまったということですね。

 

蒔野の名言

この映画で私が最も感銘を受けたのは、上のシーンに続く蒔野の次のセリフです。

 

「人は変えられるのは未来だけだと思っているけれど、実際は常に未来が過去を変えている。変えられるともいえるし、変わってしまうともいえる。つまり過去っていうのは、それくらい繊細で感じやすいものなんじゃないですかね」

 

その後も蒔野は、未来は過去を良い意味でも、悪い意味でも変えられると言っています。

 

未来が過去を変える

私が思ったのは、次のようなことでした。

 

超ラブラブのカップルがいたとします。

 

あるとき男性の方が浮気をしました。

 

女性は男性をどうしても許せず、別れることを決めます。

 

すると、女性側からしたら、自分たちがラブラブだった時間は「消し去りたい過去」「黒歴史」になってしまいます。

 

これは、未来が過去を悪い意味で変えた例ですね。

 

良い意味で変える例としては、何年も受験に失敗してきた人が、投げ出してしまいたい気持ちと闘いながら努力を続け、最終的に合格したときなどが挙げられそうです。

 

後から振り返れば、すべては自分が合格するために必要なことだったと解釈することができるでしょう。

 

 

未来における自分の「行動」が過去を変えるのではなく、未来のある「出来事」が過去の解釈を変える場合もあります。

 

2年前のちょうど今頃、私はあじさいで有名な鎌倉の長谷寺へ行きました。

 

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 帰りに「そういえば、今日は父の日だ」と気が付き、鎌倉の和菓子屋を何軒か回り、あんこが大好物だった父のためにおまんじゅうを二つ買って帰りました。

 

本当は大福が良かったのですが売っていなかったため、なくなくおまんじゅうにしたのでした。

 

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帰宅して「コレ」と手渡すと「なんだい?」と尋ねる父。

 

「父の日だからさ、ちょっとしたものだけど」と言うと、「そうかそうか、ありがと」と微笑みながら父は受け取ってくれました。

 

それから1時間も経っていなかったと思うのですが、父と廊下ですれ違ったときに「おまんじゅう食べてみた?」と尋ねたところ「二つとも食べたよ」と答えるではないですか!

 

「はやっ!」と言いながら笑いあった私たち。

 

翌日、私は関西の自宅に帰りました。

 

その3ヶ月後、父は倒れて入院し、昨年帰らぬ人となりました。

 

父は認知症を患っていたため、完璧に「親子」であると認識した状態で、実家で笑いながら会話をしたのは、あれが最後でした

 

たわいもない親子のやり取りでしたが、今の私からすれば、「あのとき父の日のプレゼントを渡しておいてよかった。少しでも感謝の気持ちを伝えることができて、本当によかった」と思うのです。

 

いまこうして書いていても涙がでてきてしまいます。

 

思いもよらず早く訪れた父の死によって、あの父の日のおまんじゅうが深い意味を持ちました。

 

鎌倉も、長谷寺も、あじさいも…すべてが私にとって特別な意味をもつものとなったのです。

 

人生って、そういうものなのかもしれませんね。

 

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長谷寺のあじさいです。

 

『マチネの終わりに』を観て

映画の中にも、「未来が過去を変える」という言葉が当てはまるシーンがたくさん出てきます。

 

未来をどう生きるかで、人に対する見方も、出来事の解釈の仕方も変わります。

 

そのときは辛くて辛くてどうしようもないと思っても希望を失わずに生きていれば、後から振り返ったときに、その辛い経験は深い意味をもつのかもしれません。

 

 

俳優陣に関する感想も少し。

 

私は福山雅治さんに特に興味はないのですが、この映画の福山さんは哀愁があってとても良かったです。

 

福山さんには男性の色気がありますので、ギタリストという役どころはピッタリだったのではないでしょうか。

 

石田ゆり子さんは、いつ見ても楚々としてキレイですね。

 

パリのレストランで福山さんと落ち合ったときに着ていたブルーのシャツにグリーンのスカート姿がとても美しかった!

 

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あれでは思わず福山さんも熱い想いを告げてしまうはずです。

 

 

 

ちなみに「マチネ」というのはフランス語で「朝、午前中」という意味なのですが、音楽会などの「昼の部」という意味もあります。

 

『マチネの終わりに』

 

このタイトルは、もちろん後者の意味で使われているのでしょうが、それだけではなく、人生の「午前中」が過ぎた男女のストーリーであることを掛けているのかなと思いました。

 

 

漫画もあるんですね~!

 

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

 

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