先月、千原ジュニアさんが股関節の難病を患っておられるという報道がされましたね。
その際、将来的には人工股関節に置き換えるかもしれないという話も出ていました。
私は30代後半で人工股関節置換術を受けました。
右股関節にはガッツリ、人工関節が入っています。
現在50手前ですが、これまで私は股関節に持病をかかえていることも、人工股関節にしたことも、ほとんど人に話したことはありません。
まぁ、手術前までは足を軽く引きずっていたので、言わずとも気付いていた人はたくさんいたとは思いますが…
今日は、私がこのブログで人工股関節置換術を受けたことを明かした理由について書きたいと思います。
人工股関節置換術を受けたことを明かした理由
HSPとの関係
このブログでは、HSP((=Higly Sensitive Person)「非常に繊細な人」)である自分の生き方や考え方を綴っています。
★HSPについては、コチラの過去記事を参照なさってくださいね👇
HSPのことに加え、股関節の疾患についてもこのブログで書こうと思ったきっかけは、
「持病の存在、そして持病との格闘の日々が、私のHSP気質を確実に強めた」といえるからです。
なぜか。
私は0歳、3歳、15歳、37歳のときに股関節の手術を受けました。
人工股関節置換術を受けたのは、37歳のときです。
0歳と3歳のときのことは覚えていないのですが、15歳のときの闘病生活と37歳のときのそれとを比較すると、15歳のときが圧倒的に辛かったです。
手術や入院生活も辛かったですが、日常生活に戻った後がとてもしんどかったのです。
15歳といえば、思春期まっただ中です。
- 受験勉強はベッドの上。
- 杖をついて通学する(松葉杖ではなく、高齢の方が使う杖)。
- 体育は常に見学。
ふつうの健康な15歳の女の子とはまったく違った日々を送っているうちに、私は周りの人の視線や反応を過度に気にする性格になってしまったのです。
★15歳のときの入院生活については、コチラの過去記事でも触れています👇
股関節の病気と人格形成
人工股関節置換術を受け、すっかり普通の日常生活を送れるようになってきたころ、私は頻繁にある整体院に通っていました。肩こりがひどかったためです。
院長先生はとても気さくな方で、私は持病のことや、これまでの経歴などを包み隠さず話していました。
しばらく通った後、院長先生は私に次のように言いました。
「これだけの大病をしたら、引きこもりになっていてもおかしくないですよ。実際、マリベルさんのような病気をかかえている人は、引きこもりになったり、社交性を失ってしまいがちなんです。よくこれだけ明るく前向きな人になれましたね。本当にすごいことだと思います」
私は生まれながらにHSPでありますが、持病のおかげでさらに繊細な性格になりました。
しかし院長先生のおっしゃるとおり、自分は前向きで明るい人間だとも思っています。
楽しいことや、未知のことにチャレンジするのが大好きなのです。
先日、夫にも次のように言われました。
「この前、医者と話す機会があったんだけど、キミのような病気をかかえている人は、家にこもりがちになったり、精神的な疾患にかかりやすいそうだよ。明るくがんばることのできているキミは、良い意味で特殊なのかもしれないよ」
院長先生と夫の言葉は、私に勇気をくれました。
このブログで、私と同じような病気に苦しんでいる方や、生まれながらに繊細な気質をもつHSPの方のお力になれるかもしれないと考えるようになったのです。
人間はいつか必ず死にます。
人生も半ばを過ぎ、公開していたら誰かのためになったかもしれない内容を、後生大事にかかえていても仕方がないなと思うようになりました(こう思えるようになるまで、長い歳月がかかりました)。
人工股関節とHSP
私がこのブログで股関節の持病についても書いていこうと決めた理由は、上に述べたように2つあります。
- 「持病の存在、そして持病との格闘の日々が、私のHSP気質を確実に強めた」といえるから。
- 大病をかかえていても、そのせいでHSP気質が強くなってしまっても、明るく前向きに生きることはできるということをお伝えしていきたいから。
ということで、このブログでは今後、「HSP」と「人工股関節」を2本柱にして、私の経験や感じたこと、考えたことをお伝えしていきたいと思っています。
まずは、持病について思い切ってカミングアウトしてみました^^;
かなり緊張しました(文字にするだけなのに)。
今後とも『繊細さんが、今日も行く』をどうぞよろしくお願い致します。
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