HSPの皆さんは普段、どんな映画を観ていますか?
HSPの人は、激しい音や光に敏感で、刺激の強すぎるコンテンツが苦手だといわれています。
ですので、激しいアクションものや、災害シーンを連想させるような映画は苦手だという方も多いのではないでしょうか。
私自身、強度のHSPで、激しいアクションものを観ると頭痛がしてしまい、グロ系を観ると気持ちが悪くなってしまいます。
そんな私は最近、癒やしを与えてくれる邦画を好んで観ています。
今日は、最近観た映画の中で、特にHSPの皆さんにオススメしたいなと思った2018年公開の映画、『日日是好日』をご紹介したいと思います。
HSPにオススメの映画『日日是好日』(にちにちこれこうじつ)
主要キャスト
主人公、典子:黒木華
武田先生(お茶の先生):樹木希林
主人公と同い年のいとこ:多部未華子
実力派の女優さんたちが揃っていますね。
中でも、樹木希林さん…
作品の中の希林さんは、いまでもイキイキと輝いておられます…
ストーリー
簡単に序盤のストーリーのみをご紹介します。
ネタバレはありません。
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主人公、典子は20歳の大学生。
性格は、理屈っぽく真面目。たまにおっちょこちょい。
友人たちの間でも、就職活動が話題にのぼることが増えた今日このごろ。
典子はひょんなことから、いとこの美智子と、毎週土曜日にお茶を習いに行くことになります。
積極的な美智子とは対照的に、典子はあまり乗り気ではない様子。
茶道の先生である武田先生から、形式的な所作の数々を教えてもらう二人。
「なぜこうするの?」
「この動きにはどんな意味が?」
形式的なルールに戸惑い、訳がわからないままに通い続ける二人。
やがて二人は大学を卒業し、それぞれの道を歩き始めます。
そのときに二人がする選択は?
二人は茶道を続けるのでしょうか。
続けるとしても、なぜ続けるのか。。。
HSPにオススメする理由
私がこの映画をHSPの方にオススメする理由は二つあります。
ひとつは、映像と音がとても美しいからです。
静寂の中に聴こえてくる水の音。
木々のざわめき。
風の音。
雨の音。
波の音。
お湯を注ぐ音。
お茶をたてる音。
すべての音が心地よいのです。
そして、季節の移ろいと共に、映し出される和菓子の数々。
季節に合わせて用いられる茶碗の数々。
季節を感じることの大切さを教えられた気がしています。
そして、この映画をオススメする二つ目の理由は、内面世界を大切にするHSPにとって、何かを感じるきっかけになる言葉がいくつも登場するからです。
「世の中には、すぐわかるものと、すぐわからないものの二種類がある」
主人公の典子はそう言います。
「すぐわからないもの」と、典子はどのように向き合っていくのでしょうか。
私はこの映画のラストシーンがとても好きです。
合理的であることがよしとされる現代社会を生きる私たち。
この映画は、私たちに癒やしと気付きを与えてくれます。
HSPの方に、心からオススメします。
★映画の原作本です👇
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
また次回、ここでお会いしましょう。
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