資格は無駄?社労士と行政書士を取った経験から資格取得の意味について考える。

 

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資格さえ取れれば一国一城の主になれる。

うまくいけば、将来は左うちわで暮らせる。

 

そんなことを考えたことはありませんか?

 

資格を取得することで、いまの自分をガラッと変えたいと思ったことのある人は少なくないのではないでしょうか。

 

かくいう私もそんな一人でした。

しかし私は資格選びに失敗しました。

 

この記事は、次のような方に読んでいただけると参考になるかと思います。

  • 何か資格を取得したいなと漠然と考えている人。
  • 取るならどんな資格がいいかをリサーチ中の人。
  • 資格さえ取れれば、人生が劇的に変わるのではないかと思っている人。

 

資格取得について

この記事でいうところの「資格」

ざっくり「資格」と言っても、大きく分ければ国家資格である司法試験、医師国家試験、公認会計士試験などの【超難関資格】から、司法書士中小企業診断士社会保険労務士行政書士等の【難易度中・上級資格】、はたまたある程度容易に取れてしまう資格(具体名は避けます)まで多岐に及びます。

 

また、「資格」というと、英検、TOEIC、ハングル検定等の語学検定から、野菜ソムリエやアロマ検定などの、いわゆる趣味から派生した検定まで含まれるかもしれません。

 

この記事でいう「資格」とは、語学や趣味系資格を除く、【難易度中・上級資格】を指すものとします。

*資格の難易度については様々なご意見があることと思います。ここでの分類はあくまでも私見ですので、NCでお願いします。

 

筆者が取得した資格

私は30代の頃、資格取得熱に取り憑かれていました。

資格がなければ自分に価値がないかのごとく、とにかく資格を取りたくて取りたくて仕方がありませんでした。

 

私はまず行政書士試験を受験しました。

一度目の受験で合格しましたが、実は行政書士を職業にするつもりは最初からなく、将来的には社会保険労務士(以下「社労士」とする)になろうと考えていました。

 

なぜ社労士を目指したのかというと、たまたま周りで目指している人が何人かいたということと、女性でも起業しやすいと聞いたからです。

また、チャレンジを始める前に本屋で過去問をチェックしたところ、私の得意な暗記系であり、しかもこれまた得意な択一式問題が多かったため、真剣に勉強すればいけるのではないかと考えたのです。

 

約1年間TACという学校に通い勉強しました。

自分はその頃専業主婦だったので、勉強時間はたっぷり確保できました。

そして運よく、一発合格することができました。

 

しかし、社労士試験は思っていたよりも手強く、そうそう安易な気持ちで手を出さないほうがいい資格です。

私は運よく1年目で受かりましたが、何年も勉強を続けている人も多いのがこの資格の怖さを表しています。

 

資格取得は無駄なのか?〜筆者の失敗談

社労士資格取得後

合格後は地域の社会保険労務士会に登録をし、先輩社労士さんたちと交流を深めます。

私の個人的な印象としては、社労士の先生方はコミュ力が高い方が多いです。

やはり「人」を相手にする仕事だからでしょうか。

如才なく、ニコニコとしている方が非常に多かったです。

 

その後は、地元で行われる市民相談イベントのようなものにかり出され、会場の設営をお手伝いしたり、先輩とペアになって労働者の方の相談に乗ったり(新米はメモを取るのみ)といった補佐的な業務を行いました。

 

こういった活動はそれなりに楽しかったです。

社労士の先輩方はどなたも本当に親切で良い方ばかりでした。

 

しかし、先輩とペアになって相談者の話を聞くという仕事を何回かしているうちに、私はこんなことを感じ始めていました。

 

「これは…私には無理かもしれない…」

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そうです、早々に私は社労士業務を仕事にすることに恐怖を感じ始めていたのです。

 

資格合格≠資格を仕事にすること

なぜ自分には無理かもしれないと思ったか。

それは「圧倒的に実務経験が足りていないから」でした。

 

自分の父親くらいの人が仕事のことで相談に来ます。

でもこちらは社会で働いたことが5,6年ほどしかないほんの小娘です。

率直に、「聞かれてもなんと答えたらいいのかわからない」のです!

 

試験に合格するのに必要な力は、暗記力と持続力です。

 

しかし、現場で求められているのは、ひたすら「経験値」でした。

 

 

そして、私にもっとも欠けていたもの。

それは「はったり力(はったりりょく)でした!

 

多少知識にあやふやなところがあっても、「自分に任せておけば大丈夫!」と相談者に思わせる迫力が私にはありませんでした。

 

そして、自分は向いていないなぁという気持ちが確信にいたったのは、同期の存在でした。

彼女は私よりも10歳以上年上で、非常にバイタリティのある人でした。

 

いつも「どうしよう、答えられなかったら…」と不安でいっぱいだった私に対し、彼女は「だいじょうぶよ~!わからなかったそんときはそんとき!いまから考えてもしょうがないよ。なんとかなるって!」と明るく笑っていました。

 

そして私が「相談者の人に会う時に緊張とかってしないんですか?」と聞くと、

「ぜんぜん!楽しいじゃない?私、物事を深く考えないタチなんだよね~」

とケラケラ笑い飛ばしたのです。

 

「負けた…」

私は心からそう思いました。

 

彼女は合格までに何年もかかっていました。

私は試験合格までの道のりでは彼女に勝っても、「資格を仕事にする力」では圧倒的に負けていたのです。

 

彼女は社労士になる前は保険関係の仕事をしており、いつもお客さんと接していたそうです。

なので、初対面の人と臆することなく話す能力に長けていましたし、わからないことを尋ねられた経験もきっと少なくないのでしょう。

私とは経験値が違いました。

元々の性格もあるのでしょうが。。

 

さぁ、その後私はどうしたか。

せっかくお金と時間をかけて取得した資格です。

しばらくは社労士として様々な活動をしてはみましたが、結局は社会保険労務士会を退会してしまいました。

向いていないという気持ちが拭えなかったのです。

 

「資格を取った後」を考えることの大切さ

資格取得を目指した理由があいまいすぎた

あらためて、私が社労士を目指した理由を振り返ってみたいと思います。

  • たまたま周りで目指している人が何人かいた。
  • 女性でも起業しやすいと聞いた。
  • 得意な暗記系試験であり、しかも択一式問題が多かった。

なんとも主体性のない漠然とした理由ですね。

 

そして最もマズかったのは、「(何でもいいから)何か資格を取りたい」という気持ちありきだったことだと思います。

 

何か資格が取りたい→この試験なら難易度も結構高いうえ、がんばれば受かりそう(つまり、「人に言える資格である」という判断)→女性も活躍できるみたいだしこれがいいかも!

 

お恥ずかしい限りですが、「人に言える資格かどうか」や「受かりやすさ」ばかりに目が行っていて、「どのような業務を行う資格なのか」がまったく見えていませんでした。

 

資格取得が無駄に終わらないためのポイント

どうすれば資格取得が無駄にならないか。

どうすれば自分が活躍できる資格を見つけることができるか。

 

それは…

 

自分のこれまでの経験や強みを洗い出す

それを活かすことのできる資格を探す

 

これが資格取得が無駄に終わらないためのポイントになります!

 

前述の同期の女性は、しっかりと自分の経験を活かすことのできる資格を選んでいました。

 

一方、私は専業主婦になるまではずっとデスクワークで、主な仕事は翻訳業や秘書業務でした。

人とがっつり接することはほぼありませんでしたし、このような経歴の私が社労士を選んだことは明らかな選択ミスでした。

 

例外として

ただ、どんな資格であろうと例外的にやっていけるタイプの人が存在します。

それは、先程も述べましたが「はったり力」のある人です!

押しが強く、なんとなくカリスマ性のあるタイプの人。

そしてできれば実年齢よりも上に見える人。

このようなタイプは、たとえ経験していないことであっても、持ち前の「はったり力」で乗り切れると思われます。

 

資格取得が無駄なのではない

結論としては、資格を取得することは無駄ではありません。

大事なのは、「資格の選び方」です。

 

自分の経験や強みを分析し、その特性を活かせる資格を探すのです。

見つけることができたのならば、後は合格に向かって走ってください!

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資格取得後の自分を想像して全力で走ろう!

知名度や合格のしやすさで決めるということは、問題用紙しか見ていないのと同じことです。

問題用紙を見るのではなく、その資格を取った後、実際に業務を行っている自分の姿を想像してみてください。

リアルに想像するためには、業務内容をよく把握しておくことが必要になります

 

その業務内容はご自分の経験や強みを活かせるものでしょうか?

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

この記事が、みなさんの将来の選択の一助となれば幸いです。

 

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