突然ですが、アラフォー、アラフィフの皆さん、いま何か勉強されていることはありますか?
私は何かを学ぶということがとても好きです。
知らなかったことを知るということが純粋に楽しいからです。
今日は、アラフォー世代以降の「学び」について考えみたいと思います。
アラフォー世代以降の「学び」に対する反応
同年代の人に何かを勉強している話をすると、たいてい
「えー、私には無理」
「もうこの年じゃ、頭に入ってこない」
「本なんてすぐ眠くなっちゃって、5分と読めない」
などと言われます。
「私も○○を勉強してるよ」
と建設的なことを言われたことは、残念ながらほぼありません。
(ブログを初めてから、同年代の方で何かを学ばれている方に出逢えたりして、やはり文字を書くことを好む人は知的好奇心が旺盛なのだなと実感しました)
ネガティブな反応を目の当たりにすると、「本当に40過ぎたら何も頭に入らないと思っているの?」と真剣に聞いてみたくなったりします。
実際には絶対に聞きませんが。
「学び」というと、若い頃イヤイヤ受けていた授業や、暗記ばかりの受験勉強を思い出して嫌なのかもしれません。
しかし、大人になってからの学びというのは、自分が興味をもてることだけを勉強すればいいのですから、こんなに楽しいことはありません。
では、何をどこで学んだらいいのでしょうか。
カルチャーセンター
実際に何かを勉強してみたいと思ったときに、どこで学ぶかは非常に重要です。
手始めに、街のカルチャーセンターなどで試してみるのもいいですね。
私も以前にカルチャーセンターで韓国語を学んだ経験があります。
例えば、「大阪 カルチャーセンター」で検索すると、「大阪よみうり文化センター」というカルチャーセンターがヒットします。
試しにここの講座にはどんなものがあるか見てみると:外国語をはじめ、文芸、考古学、資格系、楽器、歌、手芸、着付け、ダンス、書道、フラワーアレンジメントetc.
びっくりするくらい多種多様な講座があります。
これだけあれば、興味のあることがひとつくらいは見つかりそうですね。
★大阪よみうり文化センターのHPはコチラ👇
次に、カルチャーセンターの良い点とイマイチな点を挙げてみたいと思います(私見です)。
<良い点>
- 講座の種類がたくさんある
- 受講料が比較的安い
- 家から近い
- 友だちができやすい
<イマイチな点>
- 授業のレベルが低い可能性がある。
- 受講人数が多いと、他の受講生のレベルによっては授業がなかなか進まなかったり、自分の思うように学べない可能性がある。
かなり前の話ですが、カルチャーセンターである楽器を学んだことがあります。
先生は元気な方でしたが、教え方が上手とはお世辞にも言えない人でした。
でも、せっかく始めたし…という感じで続けていました。
同じクラスにピアノがとても上手なマダムがいて、その方がある日、先生にセッションをしませんかと持ちかけたそうです。
後日、そのマダムが私たちに
「あの先生、楽譜読めないわよ」と言うではないですか。
ピアノが弾けるマダムには、その先生の技量がすぐにわかってしまったそうで、「ちょっとハズレくじ引いたかもね、私たち」と言っていました。
ほどなくして、そのクラスのメンバーはほとんどがやめてしまい、残った私もなんとなく退会しました。
このように、先生の技量が必ずしも高くないのがカルチャーセンターです。
もちろん、素晴らしい先生もたくさんいることとは思います。
実際に、その道の第一人者の方で、カルチャーセンターで講師をされている方を個人的に知っています。
ただ、私が経験したようなリスクはどうしてもあると思います。
実は上に書いた楽器以外に、マリンバやサックスの体験レッスンも受けたことがあります。
先生はお手本を示してくださるとビックリするくらい上手でしたが、初心者に対する説明は非常に分かりにくかったのを覚えています。
「技術が高い≠先生として教え方がうまい」
こう言えると思います。
教え方が上手な先生を見つけるのが大切です。
大体どの講座も無料体験レッスン、または少額を支払っての体験レッスンのようなものがあります。
そこで先生の人となりや知識のレベル、教え方の上手さ、生徒さんたちの雰囲気をしっかりとチェックすることが大切ですね。
★カルチャーセンターで韓国語を学んでいたときの話はコチラからお読みいただけます👇
大学の聴講生
これは、あまり馴染みのない勉強方法かもしれません。
各大学には聴講制度というものがあり、聴講が可能とされている授業であれば、学生に混ざって講義を受けることができるんです。
大学なので、楽器やダンスといったいわゆる学問から離れる分野の勉強はできませんが。
<良い点>
- レベルの高い講義を比較的安価で聴くことができる。
- 大学の授業を楽しむことができたら、大学院に進む道も。学ぶことが尽きない。
- 図書館が使える。
- 「自分は人と違うことをしている」と、自己肯定感が高まる!
<イマイチな点>
- たいていの方の場合、家から遠い。
- 同年代の友だちを作るのは非常に難しい。
- 若い子たちの間に入って授業を受ける勇気が問われる。
これはもう勇気の問題ですね。
若い頃に何かを勉強していたけれど、その後子育てや仕事で離れてしまった。
一段落ついて時間ができたので、また学び直したい。
そういう人にはとても良い選択だと思います。
実は私自身、30代後半から大学の聴講生になりました。
二十歳前後の学生さんたちに混ざって授業を受け、グループワークなんかもしました。
ちょっぴり恥ずかしかったですけれど、慣れてしまえばどうってことはなかったです。
知人にも、40代から聴講を始めたという人が何人かいます。
皆さん、学生時代に学んでいたことの学び直しでした
始めた理由は、「子育てが一段落ついたから」、「そのへんのスクールではなくて、学問的価値のあるレベルの高い授業を受けたかったから」といったものでした。
気になる方は、お近くの大学に問い合わせてみるとよいと思います(今はコロナで難しいかもしれませんが)。
NHKの語学講座
皆さんご存知のNHK語学講座。
こちらは語学に興味のある方に限られる勉強方法です。
<良い点>
- 8カ国の言葉が学べる。
- 安価で学べる。
- レベル設定も細かい。
<イマイチな点>
- 伸びるかどうかは、ひとえに個人の自己管理能力にかかっている!
調べてみると、英語・中国語・ハングル・スペイン語・フランス語・イタリア語・ロシア語そしてアラビア語まであります!
昔はラジオで聴いていましたが、今はアプリで学ぶようです。
私はその昔、「実践ビジネス英語」を結構真剣に聴いていましたが、そのおかげかTOEICが900点台半ばまでいきました。
密かにこの講座は相当効果があるのではないかと思っています。
これから寒さも厳しくなっていくことから、コロナの感染拡大がますます心配ですよね。
NHKの語学講座は巣ごもり中の趣味にもってこいなんじゃないかと思っています。
私もまた何か勉強しようかな~なんて思っています😊
★NHKゴガクのHPはコチラ👇
いかがでしたか?
他にも本での自学や、ユーキャンなどの通信講座を利用する方法もあります。
自分が何に価値をおくかをよく考えて、最適な方法を選ぶといいですね。
講座のレベルが大事なのか。
共に学ぶ友人を作りたいのか。
家で学びたいのか。
お金は極力かけたくないのか。等々。
アラフォー世代以降のみなさん、一緒に学ぶことを楽しみませんか?
40でも50でも、まだまだ頭は働きます。
というか、いま頭を動かすことが老後の自分のためになるはずです。
いまから認知症を予防しましょう(真剣です)。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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