マリベルの気ままにまたたびNyavi

大学で非常勤講師をしている47歳兼業主婦のブログ。迷ってばかりの毎日だけれど、楽しむことと挑戦する気持ちを忘れたくない。

『嫌われる勇気』~生きる意味ってなに?

先日、カズレーザーさんの人生観がネットで話題となりました。

カズレーザーさんは「生きてる意味はない」と言っていました。

皆さんは、どう思いますか?

 

 

カズレーザーさんの人生観

「生きてる意味ってなんだと思いますか」という質問に対するカズレーザーさんの答えは次のとおり。

 

生きてる意味はないと思います。

僕はまったくないと思って生きてますね。

生きてる意味があると、意味に沿った行動を取らなきゃいけないので、意味はないと思って僕はずっと生きています。

もし生きてる意味があるとすれば、ダラダラ生きることが許されなくなっちゃう。

意味がないと思うから、寝坊したり、夜更ししたり、朝からお酒を飲んだりできるので、意味なんて持たないほうがいいと思います。

                            (grapee.jpより引用)

 

この記事を読んで頭に浮かんだのは、数年前にベストセラーとなった『嫌われる勇気』でした。

 

『嫌われる勇気』

『嫌われる勇気』は、「哲人」と「青年」の対話を通じてアドラー心理学のエッセンスを学ぶことができる著作として評判になりました。

私も購入し、これまでに3回は読みました。

対話形式なので、非常に読みやすく、すんなりと理解することができます。

 

さて、『嫌われる勇気』の中にも、人生の意味について書かれている箇所がありますのでご紹介したいと思います。

 

哲人:人生の意味とはなにか?人はなんのために生きるのか?ある人からこの質問を向けられたとき、アドラーの答えは「一般的な人生の意味はない」というものでした。

(中略)たとえば戦禍や天災のように、われわれの住む世界には、理不尽な出来事が隣り合わせで存在しています。戦禍に巻き込まれて命を落とした子どもたちを前に、「人生の意味」など語れるはずもありません。つまり、人生には一般論として語れるような意味は存在しないのです。

 

アドラー心理学でも、人生の意味はないと考えているようです。

しかしこれにはまだ続きがあります。

 

哲人:アドラーは「一般的な人生の意味はない」と語ったあと、こう続けています。「人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ」と。(中略)わたしの祖父は戦時中、焼夷弾(しょういだん)によって顔面に大やけどを負いました。これはどこまでも理不尽で、非人道的な災いです。もちろんここで「世界はひどいところだ」「人々はわたしの敵だ」というライフスタイルを選ぶことも可能だったでしょう。しかし、通院のために祖父が電車に乗ると、他の乗客が毎回のように席を譲ってくれたそうです。(中略)わたしは信じています。祖父は「人々は仲間であり、世界はすばらしいところだ」というライフスタイルを選択したことを。

 

アドラー心理学がいう「ライフスタイル」とは「人生のあり方」であり、自ら選び取るものであるとされます。

 

人生で自分に起きる出来事をどう捉えるかによって、人生の意味を自分に与えることができる、ということだと思われます。

 

アドラー心理学「他社貢献」「いま、ここ」を真剣に生きることが大事だと説きます。

「すべての悩みは対人関係の悩みである」と断言しつつ、人生の導きの星は「他社貢献」であるというアドラーの考え方は、飲み込むまでに正直時間がかかりました。

というか、まだ完全には飲み込めていません。

 

しかし、人生に一般論として語れる意味はないのだから、「いま、ここ」を真剣に生きることが大事であるということ。そして、この刹那を真剣に生きることで自分だけの人生の意味を得ることができるのかもしれないな~と、漠然と思っています。

 

結論

カズレーザーさんの「人生に意味はない」という考え方も、とてもよくわかります。いま生きていることがしんどい人に響く言葉なんじゃないかなと思います。

人生に意味なんてないと思えば、夢や目標なんてなくたっていいと気持ちがラクになれそうです。

 

アドラー心理学でも高邁な目標はいらないとされています。

なぜなら、「人生とは連続する刹那」だからです。

つまり人生は「線」ではなく「点」の連続だということです。

「いま、ここ」をダンスをするように生きればいいとアドラーは述べています。

 

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ダンスをするように

 

このあたりについては、実際に『嫌われる勇気』をお読みいただいた方がずっと腑に落ちると思います👇 

 

 カズレーザーさんがアドラー心理学を参考にされているのかどうかはわかりません。

ですが、両者がいっていることは基本的には同じ気がしています。

 

すなわち、一般的にコレだ!といえるような人生の意味など存在しない。

だから、夢や高邁な目標なんてなくったって、今この瞬間を真剣に生きればそれでいい。

あれこれと、先のことを考えすぎて気に病むのはおよしなさい、ということなのかもしれませんね。

今を真剣に生きる中で、「他者は自分の味方だ」という人生のあり方を選択できれば幸せになれる。

つまり、他者をうらみ、ひとり殻にこもるような徹底的な孤独は避けるべき、ということなのでしょう。

 

そうはいっても、すべての悩みは対人関係によるものなのですから、ここは難しいところです。

 

大事なのはきっとバランスですね。

 

カズレーザーさんの人生観にハッとさせられたことをきっかけに、いろいろと考えてみました。

また『嫌われる勇気』を読み返したくなりました😊

 

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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